ある日、一人のギャルが、LINEを送った。
「脇毛染めたい」
それを見た二人のギャルは思った。
「最高じゃん」
この動画は、三人のギャルが脇毛を染めて思ったことを時にゆるく、時に真剣に語り合ったドキュメンタリーです。
【登場人物】
杉田ぱん
- 動画内では全体的にピンク色のギャル。株式会社Unicoco代表。
- 小学生の頃、自分に脇毛が生えてきたのを見て「終わった」と思った。
旭莉
- 動画内では全体的に赤いギャル。ケケノコ族。
- 幼い頃、体毛を剃っていないことを友人に突然怒られてびっくりした。
キス代
- 動画内ではそこはかとなく人魚っぽいギャル。大学院でクィア理論とフェミニズムを勉強している。
- 体毛が生える=男っぽくなる、と体毛を恐れていた。
脇毛を染めるために、伸ばし始めたら、まるで草花の成長を見守るみたいに、脇毛が愛おしく思えた。
私たちは別に、脇毛を伸ばそう!みんなも染めよう!と言いたいわけじゃない。
伸ばそう!も、剃ろう!も、誰かが他人の体に指図したら、窮屈で苦しい言葉になる。
自分の体を自分で尊重するって、ほんとうはすごく難しい。
脇毛を通して、自分の体と容姿、そして社会や人々との関係について、考えてみました。