【オンライン】ダンスワークショップ~わたしたちは学びあう、わたしの体を喜ばせる、わたしたちの居場所をつくる~ 「鏡を使わないコンテンポラリー・ダンス DX!」(講師:キス代さん)

カルチャースクール

思った通りに動いてくれない体、肝心なときにやってくる体調不良、理想とされている美からは遠く感じる見た目、そんなわたしを常に誰かが評価しているように感じる。

「体を動かしたい」という動機の前には、こういった思い通りにいかない自分の体をコントロールし、変えたいという気持ちがあるかもしれません。

このダンス教室では、そんな「コントロールすることが出来ない体や社会との葛藤」を皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

ダンサーの活動と並行し、フェミニズムやクィア理論の研究をしているキス代先生。

ダンスや研究を通して、「特定の人だけが合わせられるルールが作られている」あるいは「この美しさはいったい誰の基準で誰のために維持されているんだろう?」と、自分の身体と社会の結びつきに目を向けることの重要性に気付きました。

誰かに決められた規範ではなく、わたしたちはもう一度自分たちのための知識を作り上げていく必要があります。

そこで、今回の教室では「わたしたちは学びあう、わたしの体を喜ばせる、わたしたちの居場所をつくる」というテーマをもとに、ダンスや体について頭で考えるワークショップ形式のクラスと、実際に体を動かしながら自分の体と向き合うダンスクラスを交互に開催します。

そして最後には、音楽と詩のダンスパーティーを開催予定!

この全5回を通して、みんなが感じている違和感を共有したり、多くの人が紡いできた知識を学びあうことで、今までの当たり前とは違う身体のあり方を自分たちで発明し、「わたしの体」を喜ばせる、「わたしたち」の居場所を作ることを目指します。

お申し込みはこちらから

【日程】

第1回目 頭で考えるダンスクラスわたしの体をわたし自身で言葉にする

日程 5月 8日 13:00 〜 14:30

「あなたは自分の体が好きですか?きらいですか?それはなぜですか?」

「誰かがあなたの体について言ったことの中で、一番記憶に残っている言葉はなんですか?」

このクラスは、「わたしの体」について「わたしの言葉」で考えて言葉にしていくワークショップ形式のクラスです。体や踊りに関する様々な問いを投げかけ、話したい人が答えを共有し、わたし自身でわたしの体について分析したノート・分析表をつくります。

一方的に押し付けられる他者の評価ではなく、わたしたち自身が自分の体の価値を自己決定していくために、わたしたちの知識を作り上げていきます。

※このワークショップでは、一人ずつ可能な範囲で話を共有していきますが、話したくない人はパスすることが出来ます。声を出せない状況の人はチャットでの参加も大歓迎です。

カメラのオンオフはもちろん自由ですが、個人的な話を共有する可能性があり、参加者がお互いへの安心感を感じられるよう、できる方はカメラをオンにしていただけると嬉しいです。

また、マスクなど顔の一部を隠しての参加や、スナップカメラやズームのビデオフィルター機能を使っての参加も可能です。


第2回 体で考えるダンスクラス「自分の体と出会う」

5月 29日(土) 15:00 〜 16:30

自分の体が本来持っている重たさや、可動域、動かしたときの感覚をじっくりと探っていきます。自分の体に染みついた固定観念をゆっくり解きほぐしていきましょう。

例えば、水に浮かんでいるイメージ、自分の体やその一部が「ワカメ」や「鉄」になるイメージを取り込むことで、自分が当たり前だと思っている身体感覚の拡張と新たな発見を目指します。

第3回 頭で考えるダンスクラス「身体を束縛する規範とわたしたちのこれから」

6月 26日(土) 15:00 〜 16:30

わたしたちを縛る規範の存在を頭では理解できていても、実際に社会を生きる我々はその規範とどのように向き合っていけばよいのでしょう。
「規範的な性のあり方から距離をとれる人たちだけが素晴らしいのか?」
「ただ多様な身体の価値を認めることで、果たして社会の束縛から自由になれるのか?」

キス代先生がフェミニズム・クィア理論の視点を紹介し、密接にかかわりあった身体と文化の制約について皆さんと一緒に考えていきます。

第4回 体で考えるダンスクラス「コントロール出来ない体と交渉する」

7月 17日(土) 15:00 〜 16:30

お申し込みはこちらから

自分の体は完全に自分自身の意思で支配できるわけではないということを意識したうえで、どのように働きかければ自分が楽しいと感じるか、より自分が心地よいと感じる体の状態に持っていくことが出来るかを探っていきます。体の質感、速度、リズム、順番、部位と部位の組み合わせなど、自分だけのダンスを作り上げていきましょう。

第5回 音楽と詩のダンスパーティー

7月 31日(土) 15:00 〜 16:30

※途中受講可能です。
※第1回のみ授業時間が異なります。

【各回の詳細】

◯頭で考えるダンスクラス

「頭で考えるダンスクラス」では、体を動かす前に、まず頭でわたしたちの体や、ダンスについてを考えるワークショップを開催いたします。ご参加いただいた方や講師やスタッフ、それぞれの経験から「わたしたち」の体について考えるための入り口を作っていきます。

◯体で考えるダンスクラス

「体を動かすダンスクラス」では、「自分の体を喜ばせる」ということ以外には、どんな正解もないダンス教室を目指します。そこでは、講師のキス代先生が投げかける言葉や音声をヒントにしながら、自分自身の体を実践的に探求していきます。

【体を動かすダンスクラスの流れ】

初めに、講師の自己紹介とワークショップの内容、みんながより安心して参加するためのグラウンドルールの説明をしていきます。

受講者の皆さんは、この間に身体を温めたり、手足腰など好きな部分をもみほぐしたりしてください。

またこのクラスでは、鏡を使用しないことを推奨しているため、zoomの動画をオンにしてご参加いただく方は、この時にセルフビューを切ってください。ご自分の画面からご自分の姿が見えなくなります。

それぞれの身体に合わせたクラスにしていきたいので、申し込み時に記入した内容以外で、講師に知っておいてほしい身体の状況等があれば、音声やチャットで共有をしていただけるとその方の状態にあわせてレッスンを行っていけます。もちろん、共有したくない・プライベートチャットで講師のみに、という選択もOKです。

その後、60分間基本的には無休憩で体を動かしていきます。(各自の体力に合わせて必要があれば適宜休憩をお取りください。)

最後に、15分間体をクールダウンさせます。皆さんからのコメントや感想があれば、この時に共有していただけたらとてもうれしいです。

【講師】

キス代

トラウマによって引き起こされた体の痙攣をきっかけに、自分の身体と共存していくための手掛かりを求めて踊り始める。

2016年NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学」ダンサー奨励賞を受賞し修了。

その後、Shahar Binyamini、冨士山アネット、舞踏家の目黒大路等の作品に出演。

イスラエルのダンスに親しむも、パレスチナに滞在したことから本格的にダンスと権力の関係性について考え始める。

現在は、舞台芸術の競争社会に距離感を感じ、身体を支配・管理の対象とするのではなく、あらゆる人々が受容できるダンスのあり方を模索中。

大学院にてフェミニズム/クィア理論の研究中。

【講座概要】

開講日:2021年 5月8日(土)、5月29日(土)、6月26日(土)、7月17日(土)、7月31日(土)

開講時間:初回のみ13:00-14:30 、 他全て15:00-16:30

受講料:3000/回

授業方法:zoomによるオンラインワークショップ

途中受講:可能

【ワークショップに必要な物】

・自身が動きやすい服装
・自分の可動域が制限されない空間

【教室に参加するにあたって】

この教室では、体のどこかに動かない場所があってもダンスに参加できることを目指しています。
「立って行う動き」、「寝転んで行う動き」の2種類の動きをレッスンではご用意します。

体が動かなかったり、動きづらい、動くスペースが足りないなどで「立って行う動き」が難しいときは、「寝転んで行う動き」で一緒にダンスをしましょう。
「立って行う動き」「寝転んで行う動き」どちらの動きも、シングルベッド程度の広さの動ける空間を確保していただくことを推奨します。

また、寝転んだ際にZOOMの画面が見やすい、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコンなどのデバイスでの参加をおすすめいたします。

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