【オンライン】「推しと短歌」(講師:榊原紘)

カルチャースクール

「推しと短歌」講師:榊原紘

「推し」、それはどうしても心が惹きつけられてしまうヒト・キャラ・モノ……。推しの使命、努力、何気ない言動を心から応援し、そして自らも励まされたことはありませんか。

今回の講義は、そんな「推し」への思いを短歌として形にしてみるための講座です。

「短歌」とは、5・7・5・7・7を基本とした詩歌の形式を言います。日記のように気軽に、音楽のように調べをもって、感情や景色を表現できるのが特長です。

「短歌」が「推し」を象るとき、あなたが「推し」を思い描いた時間や苦悩が「短歌」を呼び寄せるとき、きっと新しい景色に出会えるはずです。何かを切り取り、誰かを描くことは、自分自身の眼差しを暴き、晒すことでもあります。その恐ろしさと向き合いながら、一緒に歌を錬成しませんか?

講師は第二回笹井宏之賞を受賞し、二次創作短歌を多く発表する歌人・榊原紘が務めます。短歌の作り方から入りますので、初心者の方でも大丈夫です。「推し」のことを考えながら一首、そして連作(歌の集まり)を作ったり、「推し」をイメージできる短歌(他の人が作ったものでもOK)であなただけの最強のデッキを組んだり、歌会に挑戦してみたりと、あなたの情熱を活かしながら短歌の基礎を学べる充実の内容になっています! 

推し1(キャラ): 「ハイキュー‼」木兎光太郎
君の眼が初めて熾す火のようでビブスの裾をかたく絞った

推し2(映画):「ダンケルク」
話したい心が小舟のように揺れゆるされなくても漕いでいいから

推し3(観光地):サグラダ・ファミリア
聖家族 僕から遠いイニシャルをなぞっていけば遠い天井

【スケジュール】

第1回 9月16日(木)19:00~20:30
「短歌・二次創作講義――推しに出会う三十一文字」

講師の自己(+推し)紹介と、短歌の作り方を説明する回です。短歌で二次創作(原作があり、そこからイメージを受けて新しい物語を作るもの)する上で、気を付けることやポイントについてお話します。

また、既存の物語やキャラクターを想起させる、いわゆる「イメ短歌」(イメージ短歌)という切り口から、いろいろな短歌を見ていきます。短歌を読むときにどのように補助線を引いたらいいかの参考にしてください。短歌にまだ親しみが持てない方にも、さまざまな観点から短歌を楽しんでいただけたらと思います。

【宿題:(推しを考えながら)一首】

第2回 9月30日(木)19:00~20:30
「連作講義――最強のデッキを組み上げろ!」

連作(歌の集まり)についての講義です。

「歌はカード、連作はデッキ」という考えのもと、好きなデッキの組み方を考えていきましょう。歌数・発表先なども考慮しながら、一首一首が活きる順序を見つけていきます。
多作多捨の大切さを示すため、榊原の「尾形百之助(ゴールデンカムイ)連作」(約70首)を公開し、連作を作る上での考え方を解説していきます。

【宿題:五首連作。既発表、他者の歌を入れてOK(その場合、出典を明記)】

第3回 10月17日(日)15:00~17:00
「評・旅行詠――この世はでっかい二次創作」

旅行の中で生まれる短歌「旅行詠」を広義の二次創作と捉えて解説を行います。外出が難しい今だからこそ、頭の中で広がる景色・過去に撮った写真をもとに短歌を作るのもよいものです。

次に、前回の宿題で組んできたデッキを鑑賞します。参加者の皆さんがそれぞれどのようにデッキを組んだのか、歌の解釈などを話していただきます。どのように他の人が歌を読(詠)んでいるのか知ることで、また違った景色が見えてくるはずです。

そして第4回の授業で行われる歌会に備え、歌会でよく出る用語や進め方もお教えします。

【宿題:歌会のための一首】

第4回 10月31日(日)15:00~17:00
「歌会――レヴューを始めよう」

ついに歌会をします!
歌会では、予め宿題として提出していただいた詠草(短歌)を歌稿(歌を並べた紙)にしてお配りします。匿名で並ぶ歌の中から「いい!」と思った歌に票を入れ、意見を交わします。

あなたがその歌を推す理由を聞かせてください。票を入れなかった歌にもコメントをしていただくこともあります。他の人の評を聞いて、自分の出した歌の改善点が見えてきたり、自分が票を入れなかった歌のよい部分が発見できたりします。

あなたが好きなものについて言葉を尽くし、他の人の好きなものに耳を傾けるとき、世界の解像度がぐんと上がります。短歌を通して、好きなものをもっと見つけてください。そして、あなた自身のことも少しずつ好きになっていただけたら嬉しいです。

【教室詳細】
・講師:榊原紘
・参加費:3000円/回
・回数:全4回
・​​​​​​授業方法:zoomによるオンラインワークショップ
 ※全てアーカイブ配信あり
・部分受講:可

【受講方法】

受付はこちらから

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