A is for Asexual

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二十代最後の年、ロリィタにはまった③/「A is for Asexual」#8 川野芽生

幼き日のエイジズム このシリーズの第一回で、わたしは「もう、ロリィタが似合うような年齢は過ぎてしまったのではないかと感じながら」と書いた。こういうかわいいお洋服って、似合うのは若い時なのに、若い時に買えるお値段じゃなくない? と矛盾...
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二十代最後の年、ロリィタにはまった②/「A is for Asexual」#7 川野芽生

以前にもこんな記事を書いたくらいだし、ロリィタを着る前から、わたしは傍から見ればかなり自由に装いを楽しんでいる方だったと思う。 でも、わたしにはわたしなりに、装いに対して葛藤や気後れがあった。 母親とファッションの複雑な関係 わたしの両親...
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二十代最後の年、ロリィタにはまった①/「A is for Asexual」#6 川野芽生

憧れのロリィタ この秋、二十九歳の誕生日を目前にして、ロリィタファッションにはまった。 十年くらいずっと、「いつかロリィタを着てみたい」と言っていた。 いや、友人がピンクハウスを着こなしているのを目にした中学生の時から「ああいうお洋服がほし...
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恋はしない、おしゃれをする/「A is for Asexual」#5(川野芽生)

おしゃれをするのが好きだ。 髪をピンクに染めたり、睫毛に真っ青なマスカラを塗ったり、唇にすみれ色のリップを塗ったりするのが好きだ。 「魔女」や「妖精」、「人形」といったコンセプトを決めてメイクからお洋服までコーディネートするのが好きだ。 テ...
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告白を断ること/「A is for Asexual」 #4(川野芽生)

アロマンティックが告白されると 「なんで恋愛をしないの?」と問い詰められることの厄介さの話を前回書いたけれど、そうした場面の中でも面倒なのは、相手がこちらに恋愛感情を持っている場合だ。 告白されて、「恋愛に興味がないから」と断ると、相手はな...
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恋愛に興味がない。ないと言ったらない/「A is for Asexual」#3(川野芽生)

 今回は怒りの話をしようと思う。  わたしは「面倒くさい人」「ちょっと怖い人」だと思われることが多かった、と前回書いた。  たとえば、アセクシュアルという概念に出会う前の、大学二年生の夏、楽しいサークルの合宿の夜のこと。 A君が急にこんなこ...
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自分がアセクシュアルだと気付いたときのこと/「A is for Asexual」#2(川野芽生)

 なんらかのクィアな属性を自認している人は、「いつ自分がそうだと気付いたんですか」という問いを投げかけられることがよくあると思う。 わたしの場合、二十歳くらいのときに、「自分以外の人たちがアセクシュアルでないことに気付いた」。  それくらい...
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わたしはここにいる/「A is for Asexual」#0(川野芽生)

 わたしは(あなたと同じように)いろんな要素からできている人間で、その要素のひとつにアロマンティックアセクシュアルであるということがある。  アロマンティックは他者への恋愛感情を持たないこと、アセクシュアルは他者への性的感情を持たないことで...
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わたしがフェミニストになったわけ/「A is for Asexual」#1(川野芽生)

「フェミニズムとかもう古いよね」と高校生のわたしは言った。  わたしは女子校に通っていて、女の子だからと何かを制限された経験がなかった。 両親は共働き共家事で別姓で、世間では男女平等がとうに達成されているものと思っていた。 もう世の中男とか...
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